TAMA女と男がともに生きるフェスティバル2009

女性と貧困ネットワーク呼びかけ人・ACW2共同代表の伊藤みどりさんがパネラーとして参加されます。



TAMA女と男がともに生きるフェスティバル2009 テーマ いのち・いきる・おんな

?講座タイトル
パネルディスカッション「女性と労働」― 格差・貧困下を生きる
「やめない・負けない・あきらめない」で行こう!

?企画要旨
昨年来の大不況は100年に一度のものといわれ、「派遣切り」など雇用不安が社会問題となっています。従来からパート、非正規に押し込められ、賃金格差の中にあった女性たち、たくましく生き生きとを求めて、労働の現場から考えます。

?パネラープロフィール

伊藤みどりさん 働く女性の全国センター共同代表 製造業に勤務、女性ユニオン立ち上げに参加☆伊藤さんが共同代表をつとめる働く女性の全国センターは今年の総会で「女性を分断するための作為的垣根をとりはらい、ペイ・エクイティ運動やリビングエイジ運動、またベーシックインカムをベースにした希望の見える運動をします」と宣言しました。
☆中野麻美さん 弁護士 NPO派遣労働ネットワーク」理事長、女性の雇用・労働問題などに取り組む。著書に「労働ダンピング」など。☆中野さんは、「女性、非正規の格差是正を優先させるべき(男、正規の待遇改善より)」とし、派遣については「派遣先企業と雇用関係があるとみなす規定」が必要と説きます。また、労働者として保護されない非正規の状況を女性差別として糾弾しています。
萱野稔人さん 津田塾大学准教授・政治哲学 著書に「国家とはなにか」、「金融危機資本論」など。☆萱野さんは、固い政治哲学が専門ですが「プレカリアート世代」の若者たちと広い交流をもち、「国家・グローバリズム・暴力」などを巡り折に触れ時局的発言をしてきました。また、ヨーロッパの政治経済分析にも精通しており、現在の貧困とファシズムの癒着を指摘されます。暴力批判からの「女性労働」への視点が待望されます。

★と き 6月27日(土)pm3:15〜6:15 
★会 場 関戸公民館ヴィータ 8階大会議室(100名収容、京王線せいせき桜ヶ丘駅4分OPA8階)
★事務局 TAMA女性センター 206−0011 多摩市関戸4−72 ヴィータ・コミューネ7階 TEL 042−355−2110