今年最後の定例会議報告【12/20】


今回の女性と貧困ネットワークの定例会議はしんぐるまざーず・ふぉーらむの一室を借りることにしました。

しんぐるまざーず・ふぉーらむでは前日の「女性の暮らし安心年越しホットライン」が終わったばかりとあって、集計などに忙しい様子。

女性と貧困ネットのメンバーもその後の集計などを手伝ったりしていました。
ひとつひとつほ相談表を真剣に丁寧によむUさんの横顔が印象的です。

わたしも少しお手伝いできればと事務所に早めについて、WEBなどをいじっていたら、
「これ飲む?」といって手作りのお茶をポットからカップに出してくれました。

「ゆず茶、作るの簡単だよ。ゆず一個丸ごと、適当な大きさにきざんで、砂糖いれて煮るの。わたしのは砂糖が少なめだけどねぇ」


飲んでみるとなんだか、お風呂に入ったみたいな気分になりました。
あんまりおいしかったので、家でも作ってみたり。


さて、会議の出席者は8名。
女性と貧困ネットワークがもっとも大事にしたいと考えている「かたり・れん」について、話し合いました。
ひとりに負担がかかってしまうようなしくみだと長く続けられません。
しかし、いままで、「かたり・れん」はできる人がとりあえずやるというようなしくみをとっていました。
女性と貧困ネットワークではみな、それぞれの所属団体の活動で忙しいので自然とそうなってしまいます。
そんななかで、一回、「かたり・れん」の開催が途切れてしまったことがありました。
「でも、かたり・れんって、顔と顔をみて、つながっていくというとても地道で大切な場だよね」と声があがり、ひとりに負担のかからないようなしくみや相談内容の共有などいろいろと決め事をしました。
月一回は必ずできるような体制作りを模索中です。


女性と貧困ネットワークは、「ネットワーク」という名前のとおり、いろいろな団体のハブ的な存在です。つながり自体が財産で、それはあまり目に見える成果として出てきにくいものです。


今回、しんぐるまざーず・ふぉーらむと女性と貧困ネットワークがつながって行った「女性の暮らし安心年越しホットライン」でつながりをどう生かすかがなんとなくみえてきたように思います。

みなさん、今年も一年、忙しく、動き回りました。
本当に、おつかれさまです。
来年もよろしくおねがいします。


文責:ナガノハル



【参考リンク】
女性の暮らし年越しホットラインに参加しました。
http://d.hatena.ne.jp/binbowwomen/20101220/1292835504