カルチュラル・タイフーン2010@駒澤大学

カルチュラル・タイフーン2010@駒澤大学
「映像で結ぶ公共圏とアジア」
日 時 2010 年7月2日(金)[前夜祭]
2010年7月3日(土)[10:00〜18:30]
2010年7月4日(日)[10:00〜18:00]
場 所 駒澤大学深沢キャンパス
http://www.komazawa-u.ac.jp/cms/access
参加費  専任大学教員5000円/一般・学生1000円
*展示ブース・パフォーマンス、もしくはシネマ・タイフーンのみの参加の場合、参加費は無料になります。詳細は、洋館1階に設置される受付にてご確認ください。
公式サイト  http://cultural-typhoon.com/
公式ブログ   http://cultural-typhoon.com/blog/
公式twitter   http://twitter.com/CulturalTyphoon
お問い合せ  apply<at>cultural- typhoon.com

*<at>を @ に書きかえて送信してください。

深沢キャンパス日本館において、2日間で3つのメインパネル、27のパネル・セッションが予定されています。

■ 基調講演会1+座談会■

「拉致と日韓併合100年―いま、どのような対話が可能か?」

2010年7月3日(土)10:00〜14:20(開場9:30) 
司会/コーディネーター:テヅカヨシハル( 駒澤大学) 
第一講演者:蓮池透(元・拉致被害者家族会事務局長) 
第二講演者:梁英姫ヤン・ヨンヒ)(映画監督) 
第三講演者:テッサ・モリスースズキ( オーストラリア国立大学) 

応答者:吉見俊哉東京大学
■ 基調講演2■
「貧困/女性/抵抗」
2010年7月3日(土)17:00〜18:30 
司会/コーディネーター:植松青児(労働者/CulturalTyphoon2010実行委員) 

第一講演者:雨宮処凛(作家) 
第二講演者:栗田隆子(女性と貧困ネットワーク他)

■基調講演3■

「町で生きる:ヒップホップ・アニメ・団地」
2010年7月4日(日)15:20〜17:20 
司会/コーディネーター:山本敦久(上智大学) 
第一講演者:佐藤大(脚本家/story riders)
第二講演会:富田克也(映画監督) 
第三講演者:二木信(音楽ライター)



■ パネル・セッション■

スケジュール・発表者については、今週中に公式サイトの方に掲載される予定です。

■ 展示ブース・パフォーマンス■

今年の展示ブース・エリアのテーマは、タイフーン・カフェ。そこは単なる飲食空間ではなく、さまざまな人びとが出会い、交流し、議論し、新しい何かを始めるための空間です。深沢キャンパス洋館に設置されたカフェ内では、飲食・物販・トーク・展示などのブースを併設、また小規模のパフォーマンスやトーク・ライブなどが予定されています。詳細は、追って公式サイトにUPされます。

■シネマ・タイフーン■
3日午後には、深沢キャンパス洋館2階にて、シネマ・ギャラクシーを企画。4日には、深沢校舎にてドキュメンタリー映画上映を行う予定です。詳細は、追って公式サイトにUPされます

■ 基調講演2■
「貧困/女性/抵抗」について
7/3(Sat) 17:00-18:30 日本館 和室 桜・紅葉・菖蒲
第一講演者:雨宮処凛(作家)
第二講演者:栗田隆子(女性と貧困ネットワーク他)
司会/コーディネーター:植松青児(労働者/Cultural
Typhoon2010
実行委員)
世間で語られる「格差/貧困問題」の多くは、実は「男性の」格差/貧困問題にすぎないのではないか、既存の認識の枠組みでは「女性の貧困」問題は理解できないのではないか。さらに、格差/貧困問題への異議申立てや抵抗の文化も、まだまだ「男性の」抵抗文化にすぎないのではないか、それ以前に「女性の貧困」問題は厳然と存在するにも関わらず、社会的に「認知」すらされてこなかったのでは……このパネルは、このような問題意識から議論を始めます。経済的貧困だけではなく、不安定性・暴力・差別・精神的な傷・孤立などのファクターにも留意します。そして、「弱き者」「危うい生を生きる者」の異議申し立てや抵抗の文化について、新たなイメージを模索したいと思います。なお言うまでもないことですが、このパネルは女性限定ではありません。女性の貧困問題を考えること=男性に都合よく作られた社会/文化をどのように壊していくか、なのですから。