女ビンボー祭、各ワークショップよりのレポートをお届けします。【前編】


5月15日に開催された女ビンボー祭の各ワークショップからレポートが届きました。
レポートにご協力いただいた方々ありがとうございます。

地震の話「地震のとき何してた?」〜地震のときの不安な気持ち、つらい気持ちをみんなで話してみよう。


地震の時何してた?、地震の後何考えた?」は、10人くらいで集まりました。
タイトルどおり地震の時にそれぞれがしてたこと、
それから後に考えたこと、
あと私の興味で聞いた、
揺れてるかを判別する時に目安にしてるもの(マイ地震計)のことなどについて話をしました。
これまで、私は、いろんな考え方、感じ方があるとは思っていましたが、
今回、話を聞いて、「いろいろと言ってもこの範囲」という枠を自分が持っていたことに気づきました。
地震については、いろんな話を聞いてきたけど、話されてることには偏りがあるのですね。
あと、主語が他人だったり、主語なしだったりするのでなく、自分を主語に話すことの難しさを感じました。


(報告:もりもり☆アイアイ)


からだほぐし〜体をゆったり動かして、身も心もリラックスしてみよう。


ご紹介したからだほぐしは、阪神淡路大震災の避難所で生まれました。
心身ともに鬱屈しがちな避難所生活で編集された、
誰にでも、どこででもやれるセルフケアと相互ケアのRTS(リラックス・タッチ&ケア)プログラムです。
気功がベースになっています。不安も緊張も理性的にほぐすのはなかなか難しい。
身内に在る不安や緊張を身体の動きでほぐして緩め、その状態を保ちながら身外にある不安や緊張因を扱ってみようというわけです。
疲労回復にも使えます。
当日は初めからの参加者が6人。
寝た姿勢でもやれるスペースが確保できたのでラッキーでした。
わたしもとっぷり漬かってしまって、他のワークショップの中休みに覗いてくださった方々に声をかけたり紹介したりをしなかったのが心残りで
す。


(報告:鈴木ちあき)

寝袋会議〜寝ていてもアピール、動けなくてもアピール、ゴロゴロしながらまったり話そう。疲れた方は普通に寝ることもできます。



寝袋会議〜それは言葉なきアピール&コミュニケーション!?〜


寝袋会議を文字で報告するほど難しいことはない。
何せ、ただ寝ていただけである。
充実した昼ご飯の後片付けを寝袋会議参加者で行い、
部屋がきれいになった後に、赤、青、ピンクとさまざまな色の寝袋にそれぞれくるまり、皆でお昼寝。
からだほぐしのグループから流れる心地よい音楽の中で、寝袋にくるまる人々の姿はさながらプチモスラ
「寝袋会議って、ただ昼寝するだけなの!?」という声を聴きながら、しばし睡眠。
イビキをかいて本格的に眠るひとも登場。
何人もの大人の女性たちが周囲に気遣うことなく堂々と昼寝をする姿はかなりのインパクトだ。
集会のなかで休めることによって、体力がそれほどなくても、元気でなくても参加できる公共空間を作りたい。
「安心して眠れる集会」という境地に目覚めた私は、今後もせっせと眠れる場所を公のうちに広げる決意を固めるのであった。


(報告者:栗田)